【裏技】iCloudの共有アルバムは危険

写真を無料で保存できる仕組みとしてiCloud共有アルバムを勧めているサイトがある様ですがとても危険です。といってもセキュリティ的に危険なわけではありません。
保存先として不適切という事です。

なぜならば、、、、永続できるとは保証されていないから。

iPhoneユーザガイド(共有アルバムを作成)

こちらを読むとどこにも保存先とは書かれていません。
最も気になるのは「共有アルバムから自分自身を削除する」にある
写真ライブラリに保存またはダウンロードした写真は〜削除されることはありません。

つまり、ダウンロードしておかなければ消えることがありますという事。
保存に関して明確には書かれていませんが最初にある
共有アルバムを使いたいデバイスで、Apple Accountにサインインする必要があります。

この記述を深読みするとサインインしていない状態になると共有アルバムは使えなくなる?のかもしれません。事実いつの間にか共有アルバム自体がなくなったという話が時々出ています。

確かにApple Accountがあれば共有アルバムが作れて5000枚という制限はあるけど容量制限のない素敵な仕組みだと思います。
でもこれは写真を「共有」するための物。保存先ではありません。

オリジナルはどこか安全な場所に保管しておきましょう。

ファイル数などの制限はこちら
共有アルバムの制限

iCloudメール、携帯メール、iMessageの違いと注意点

iPhoneには最初から2種類のメッセージ系アプリ、「メッセージ」と「メール」があり、それぞれ扱える物が違います。
それもあって初心者がわかりにくい面が幾つかありますのでそれをいくつか紹介します。

○携帯メールが使えない
 いままで携帯(ガラケー)しか使ったことのない人が悩むことが多いのがこれ。メールを使うためには最初に「メール設定」が必要です。携帯会社が設定についての案内をくれると思いますのでよく見て設定しましょう。

○携帯メールのアドレスから送りたいのにicloud.comになる
 softbankの場合やauで「MMSを利用」している場合に困るのがSafariなどのブラウザーから「メールを送る」を選んだ時。そうすると「メール」アプリが動いてしまい、携帯メールではなくicloud.comしか出てきません。
面倒ですがメールアプリに出ている相手のメールアドレスを「コピー」するか連絡先(アドレス帳)に登録して「メッセージ」アプリから送りましょう。

○SMSやMMSで送りたいのにうまく送れない
 相手がiPhoneでお互いにiMessageをオンにしている(普通に設定するとオンになる)場合、電話番号宛に送ろうとすると自動的にiMessage(Apple独自の仕組み)で送られてしまいSMSにはなりません。
同じ様にiCloudを作った時に携帯メールアドレスを使うと、携帯メールアドレスもiMessageのアドレスになるため、MMSではなくiMessageで送られてしまいます。
簡単な回避方法は「設定」アプリの「メッセージ」でiMessageをオフにすることかもしれません。

ちなみにiMessageに使われる電話番号とメールアドレスは「設定」アプリの「メッセージ」「送受信」で確認できます。
imessage1imessage2

わかりにくいiCloud(Apple ID)のアドレスはこんな感じに使えます。

 電話番号   090-aaaa-bbbb
 Apple ID   sample@domain.ne.jp
 icloudメール sample@icloud.com

iCloudメール sample@icloud.com
 ○「メール」アプリで自分のメールアドレス
 ○「メッセージ」アプリでiMessageの受信IDと送信ID(選択したら)

電話番号 090-aaaa-bbbb
 「電話」アプリで自分の電話番号
 「メッセージ」アプリでSMSの電話番号
 「メッセージ」アプリでiMessageの受信IDと送信ID(選択したら)

Apple ID sample@domain.ne.jp
 「メール」アプリで自分のメールアドレス(メールの設定をした場合)
 「メッセージ」アプリで自分のMMSアドレス(MMSの設定をした場合)
 「メッセージ」アプリでiMessageの受信IDと送信ID(選択したら)
 「設定」iCloudのサインインID
 「設定」iTunes&AppStoreのサインインID
 「設定」GameCenterのサインインID
 「AppStore」のサインインID
 「iTunes」のサインインID
 「iBooks」のサインインID

この様に色々な場所で使えてとてもわかりにくいですね。

Apple IDとは

iPhoneやiTunesなどでアプリや音楽の購入に必要となるID

多くの人が勘違いしていると思われるのはApple IDに使うメールアドレスです。
メールアドレスはあくまでもログインする時のID(識別子)です。
そのメールアドレス自体が使えなくなっていてもApple IDとしては有効です。

ですがパスワードを忘れた時などにApple IDとして使っているメールアドレスが有効じゃないと不都合が起きます。

そのため、携帯のキャリアメールを使うことはお勧めできません。
もし使っているのならばApple ID(主要メールアドレス)の変更方法などを参考にgmailやyahooメール、プロバイダーのメールなどに変更した方が良いと思います。

パソコンがなくそういったメールがない方は新しいキャリアのメールアドレスへ変更するのをお忘れなく。
その際には@id.apple.comからのPCメールを受信できるようにしてから行わないと新しいメールアドレスの確認(認証)メールが届かなくて正しく変更できませんのでご注意ください。